2019年7月12日金曜日

私はモデルクリエーターを持っていないので自力でなんとかしなければならいのですが
プリントをやっていて思うのは、モデルクリエーターは歯科に特化したプログラムを組まれていると思いますので諸々自動調整されているのだろうと思います。
そのような機能を持ち合わせていないフリーソフトでは自分で操作するほかありません。
通常、プリントをしたモデルに何かをフィットさせようとしたのであれば
寸法をいじらないと素直に適合してくれないのだろうと思います。

これまではデータデザインからプリントをすることを目的にしていましたがデザインは
なんとか出来るようになりましたので、実際に補綴物がモデルに収まるにはどうすればいいか考えていこうと思います。

実験をしましたように、レプリカをプリントモデルに戻すことや
プリントモデルにアバットメントを戻す場合、
目的に応じて寸法を変動させなければいけません。

当然クラウンをプリントモデルに戻す場合も、支台歯のデータ部分のみを切り取って分離した後に寸法修正し結合後にプリントということになるでしょう。

幸いというか、オーラルスキャナーができる範囲が小規模の直線的なBrが限界ですので
データ作成作業する上で支台歯と隣在歯までの距離の誤差など補綴が短いですから障害は少なそうです。


支台歯は左から右にサイズダウン。
フィクスチャーはインターナルなので逆にワイドにしています。
一部プリントミスがあったので再プリントしなければなりません。

フィクスチャー部分のデータは内面にタップが切ってあるのでスクリューで留まります。
やはりレジンなので強く回すとずるっと回転して使い物にならなくなりますね。
結果は、思っている感じとは違いました。
レジンを性能の良いものに変えたというのもあるかもですね。
再検証のため再プリントの前にデータを改めて作り変えます。

1つ気付いたことがあります。
モデルデザインに簡易咬合器とインサイザル ピンを前方に取り付けプリントした場合
上下モデルが干渉してインサイザル ピンが微妙に接触していない状況となります。
この場合プリントモデルの調整となりますが、無駄な時間ですね。
モデルプリントをどの立ち位置で見るかにもよりますが、今考えていていることは、exoで上下のモデルデータを読み込んで咬合を確認した後、青の干渉がなくなるまで対合の色がついている部分を削除してしまわなければプリントモデルは思うように噛まないのではないかと思い始めています。

最近このブログを見てくださる方がおられるようで嬉しく思いますが
あくまでも日記みたいなやつなのでスルーでお願いしますw
大間違いも多いかと思います。
やっていることはあくまでも実験レベルなので信用はしないようにしてくださいねw


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